私も大好きなグループ、ステラ・マリーノさんが4月29日(金・祝)に、すみだ生涯学習センター(ユートリア) で「星空ショータイム ~宮沢賢治の星めぐり~」を開催。私も照明や音響(あとちょっと声の出演)で、そのお手伝いをすることになりました。
ステラ・マリーノさんは、プラネタリウムでの歌と朗読、そしてサイエンストークを行うユニットで、私も過去何度か観覧させていただきましたが、表現と科学のバランスが良く、博物館や科学館さんが施設の使命として持っているであろうテーマに合致する、素晴らしい作品を生み出しているチームだと思います。雑貨団は逆に、博物館のやっちゃいけないことの耐久実験をしているようなチームですな。
プラネタリウムでパフォーマンスを行うという催しは近年増えてきていますが、人が舞台で表現をすることに特化している劇場と比べると、課題はたくさんあります。
プラネタリウムというのはそもそも頭上を見るために設計されています。座席も、ドームも、見上げてみるのにちょうどよく、「地上にある星を誰も覚えていない、人は空ばかり見てる」という、中島みゆきのような施設です。ですから、我々が地上の星になるには、いくつかの工夫が必要となります。
人を見せるには光が要りますが、光が明るいと星は見えません。そしてプラネタリウムには中央に投映機があるところが多く、それらが死角となってストレスを与えます。
施設によっては、照明や音響、映像をうまく用いて、それらの問題を解決しようと試みているところもありますが、私は演出するのが仕事なので、照明や映像の効果にプラスして、人の動きや物語の拵えでどうにかできたらいいなと、試行錯誤する日々です。
ステラ・マリーノさんのステージは演奏も多用され、星を、物語と音楽、そして楽しいトークで楽しめるひとときです。自分たち以外のプラネタリウムのステージを、リハーサルからじっくり拝見できる機会は少ないですから、勉強させていただきたいと思います。
ステラマリーノさんの公演の詳細は「https://www.yutoriya.jp/event-news/detail/3683/?fbclid=IwAR3o1WVM8VE3UzUzQ0hOYsja9h3qhtwTr6CEJ_iwP0go5ok8ijTnHaiBxGY」
舞台とプラネタリウムと
ユートリヤ すみだ生涯学習センター
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